僕がギターをはじめたのは

F7

　　　BbM7 　Cm7 　F7 　Dm7 　G7 　F7

多摩川の　　　土手のした　その人は

　BbM7 　　A7 　　Cm7 　F7

唄をうたっていました

　BbM7 　F7 　BbM7 　Bb7

水色の　　スカート

EbM7 　Ebm7

満月がざらざらと

　Dm7 　　　　G7 　　　Cm7 　　　　F7

みなもを揺らす静かな　静かな晩でした

　　　BbM7 　Cm7 F7 　Dm7

電車の走る　　音だけが

　　　　G7 　　Cm7 　　　　F7 　BbM7 　　F7

まるでリズム刻むように　響いていました

　　　　　BbM7 　Cm7 　F7 　Dm7 G7 　F7

あれから僕は　　　古道具屋の　店先で

　　BbM7 　　A7 　　　　Cm7 　F7

錆びたギターを見つけました

　　BbM7 　F7 　BbM7 　Bb7

春の雨　　　つづく

EbM7 　　　Ebm7

水をふくんだ桜の

　Dm7 　　　　G7 　　　　　Cm7 　　　　　F7

花びらがはじけてとんで　みなもを染めるころ

　　　　　BbM7 　　Cm7 F7 　Dm7

うつくしいあの歌　　思い出しながら

　　G7 　　　Cm7 　　F7 　　BbM7 　　F7

ショーウィンドウを　眺めていました

　　　　BbM7 　Cm7 　F7 　Dm7 G7 　F7

それは遠い　　　遠い昔の　物語

　BbM7 　　A7 　　　　Cm7 　F7

僕がギターを始めたのは

　BbM7 　F7 　BbM7 　Bb7

満月の　　夜に

EbM7 　　　　Ebm7

風がはこんだメロディーと

　Dm7 　G7 　　　　　Cm7 　　　　　F7

水色の月見草が　あんまり素敵だったから

　　　BbM7 　Cm7 　F7 　Dm7

初めて覚えた　この曲を

　　　G7 　　　Cm7 　　F7 　　　　BbM7

今もお客さん前にして　唄ったりしています